エバードームって何ですか?

2021年から注目されている言葉の1つがメタバースです。
インターネット上に構築した仮想空間を指す言葉なのですが、このメタバースを使った仮想通貨も続々と発表されています。
そうした通貨の1つにあたるのがエバードームです。
火星にあるドーム型の都市を舞台としたメタバースプロジェクトであり、この都市内で利用されるトークンがDOMEとなります。
NFTを使った土地の売買であったり、アバターを通して友人と遊ぶことも可能です。
幅広いサービス提供を考えていることから、現在注目を集めている仮想通貨の1つだと言えるでしょう。
そんなエバードームについて、さらに詳しく調べてみました。

・エバードームの基本情報

エバードームは2022年に上場したばかりの仮想通貨です。
火星にある架空の都市をメタバース上に再現し、その中で様々な体験ができるプロジェクトのことです。
では基本的な情報を押さえておきましょう。

★通貨名 Everdome(エバードーム)
★ティッカーシンボル DOME
★海外取引所 OKX Bybit
★国内取引所 なし
★公式サイト https://everdome.io/

エバードームの開発には仮想通貨や、ブロックチェーンのプロ集団が関わっています。
特に有名なのがヨーロッパの大企業であるCodewiseの元CEO、ロバート・グリン氏が立ち上げている点です。
従来のメタバース開発ではアニメーション関連の人材が起用されていたのですが、エバードームではエンタメやスポーツなど、幅広いジャンルの専門家が起用されているのもポイントでしょう。
ただし2022年の3月時点では、まだ開発途中となっています。
そのため実際にエバードームに触れて、体験することはできません。

・・メタヒーローとの関連性について

現在注目されているNFTの1つにメタヒーローがあります。
3Dスキャナーを使って、自分自身をNFT化するプロジェクトのことです。
このメタヒーローのCEOは、エバードームのロバート・グリン氏になります。
ロバート・グリン氏を通してつながりがあることから、エバードームでもメタヒーローと同じ3Dスキャナーが利用できるのです。
自分をNFT化することで、エバードームというメタバースの中で現実世界のようにプレイできるのが魅力だとも言えるでしょう。

・エバードームの特徴

ではエバードームの特徴についても確認していきます。

★Play to earnが採用されている
★Unreal Engineの採用

この2つの特徴について詳しく解説していきましょう。

・・Play to earnが採用されている

Play to earnはゲームをプレイして、お金を稼げる仕組みのことです。
現在でもオンラインゲームでRMTという方法でお金を稼ぐ人もいますが、公式に認められている方法ではないでしょう。
ですが仮想通貨やNFTを使ったゲームでは、実際にお金を稼げる仕組みをしっかりと作っているのです。

★エバードーム内に保有している土地や建物のNFTを売買する
★エバードーム内に保有している土地や建物のNFTをレンタルする
★広告運用費
★ステーキング

といった4つの方法が主なものとなるでしょう。
ただしまだ開発途上となっているので、さらに新しい仕組みが作られるかもしれません。
例えばNFTマーケットプレイスなどは、ほぼ確定しているでしょう。
様々なものがNFT化できるようになることで、マーケットプレイスも活発に取引されることが予想されます。

・・Unreal Engineの採用

既にNFTを使ったゲームは幾つかあるのですが、エバードームは特に超高精度な映像によるリアルな体験が期待できます。
その理由となっているのが開発にUnreal Engineを使っていることです。
Unreal Engineはアメリカのゲーム会社が開発したソフトウェアで、日本国内ではプレイステーション4・5などのゲーム開発で使われています。
つまり最新のゲームと同程度、もしくはそれ以上のグラフィックが期待できるでしょう。
ただグラフィックの精度が高くなると、エバードームをプレイするためにはそれなりのスペックが必要となる可能性が高いです。
恐らくCPU内臓のGPU程度では利用できず、グラフィックボードを購入しないといけなくなるかもしれません。

・エバードームはどこで購入できる?

エバードームに興味を持ったのなら、自分でも入手しておきたいという人もいるでしょう。
まだ海外の取引所で上場したばかりなので、コインの価格もさほど高くありません。
初期のうちに入手しておくと数年後には高値がつく可能性があります。
その手順については以下の通りです。

1 国内の取引所で仮想通貨を購入する
2 購入した仮想通貨を海外の取引所に移管する
3 移管した仮想通貨を使ってエバードームを購入する

といったものとなります。
では1つずつ確認していきましょう。

・・国内の取引所で仮想通貨を購入する

エバードームは2022年3月時点で国内の取引所に上場していません。
そのため入手するには国内の取引所で仮想通貨を購入して、それを使って海外の取引所にて購入するという手続きが必要となります。
既に国内の取引所に口座がある人は良いのですが、これから作りたいという人は取引所を選んで開設してください。
ここで購入するのはビットコインが無難でしょう。

・・購入した仮想通貨を海外の取引所に移管する

前段で購入したビットコインを、次に海外の取引所に移管します。
そのためには海外の取引所にアカウントを作っておく必要があるのですが、まだエバードームは上場している取引所が限られているので注意が必要です。
大手の取引所であるBybitで口座を作っておくと無難でしょう。
この口座に国内取引所で購入した仮想通貨を送金してください。

・・移管した仮想通貨を使ってエバードームを購入する

最後の段階になるのが国内取引所から送金した仮想通貨を使って、海外の取引所にてエバードームを購入することです。
先程お伝えしたように大手の取引所であるBybitを使うと便利でしょう。
前段でBybitに国内取引所で購入したビットコインを送金しましたので、口座内にあるビットコインを使ってエバードームを購入します。

・エバードームの将来性

最後にエバードームの将来性についても確認しておきます。
エバードームはかなり注目性の高いメタバースプロジェクトです。
そのため将来性が高いとも言えるのですが、不安視される要素もあります。

★ゲーム自体は完成していない
★メタバースは競合も多い

順調に開発が進めばよいのですが、大幅な遅れが出たりすると評価にも影響を与えてくるでしょう。
また事前情報で期待が煽られているだけに、開発が順調にいってもゲームの質が悪いと評価が下がる可能性があります。
またメタバースは注目される分野だけに、既に競合するものも多いのです。
こうした競合に勝てる部分がないと、エバードームの市場価値も下がってしまいます。

・・エバードームの価格は?

エバードームはまだ上場したばかりの仮想通貨です。
ただ上場直後から右肩上がりに値段が上昇しています。
最高で約11円程度まで値上がりし、その後は値段が落ち着いているのです。
上場直後が約0.1円程度の値段だったことを考えると、100倍程度も値上がりしたのがわかります。
今後の値上がりについては開発状況や、どういったデキになっているのかで結果が違ってくると考えられるでしょう。

エバードームについて調べてみました。
2022年に上場したばかりの仮想通貨の1つであり、メタバース内でNFTを使ったゲームができるのが特徴です。
火星のドーム状都市をテーマにメタバースを構築し、内部の土地や建物のNFTを売買したりレンタルしたりできます。
Play to earnといってゲーム内でお金を稼げるのもポイントでしょう。
またメタヒーローの3Dスキャナーが使えることもあり、自分とそっくりのアバターを用意することも可能です。
従来のNFTゲームとは違ってリアルさを求めているのが特徴で、超高精度なグラフィックにも期待されています。
仮想通貨市場でも上場直後から値上がりしていることもあり、多くの人に期待されていると言えるでしょう。

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カテゴリー: NFT