オンラインカジノで遊ぶのなら勝ちたいと考える人が多いでしょう。
カジノはどれだけペイアウト率が高くても、絶対に勝てるというわけではありません。
そこで1つの攻略法として、ベット額を操作するものがあるのです。
数学的な理論として負けない方法なのが、マーチンゲール法になります。
古典的なベット額の操作方法で、カジノゲームに限らず短期売買のFXなどでも利用されているのが特徴です。
幅広い分野で使われている方法なので、名前くらいは聞いたことがあるという人もいるかもしれません。
ここではマーチンゲール法がどんな攻略法なのかといった基本的なことから、メリットやデメリットに至るまで幅広く解説していきます。
・マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法は古典的なカジノ攻略法の1つになります。
その賭け方はシンプルで、負けた時からスタートさせます。
その後に勝つまでベット額を前回の倍額にしていくだけというシンプルな方法です。
例えば最初に1ドルを賭けたとして、ゲームで負けたとします。
次のゲームでは1ドルの倍である2ドルを賭け、また負けた場合は倍の4ドルをかけるということを勝つまで続けていくのです。
マーチンゲール法の優れている部分は、ベット額を倍額にしていくことによって、勝った時にそれまでの負けを取り返せる点にあります。
最初にベットした額分だけ利益を出すことができるのが特徴でしょう。
カジノゲームの攻略法は幾つかあるのですが、1回勝てば負け分を取り返せるというものはマーチンゲール法とココモ法が有名です。
その点が大きな魅力になるでしょう。
・マーチンゲール法のメリットについて
では実際にマーチンゲール法を使うとして、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
★シンプルな方法なので誰でも利用できる
★1回勝てば初回のベット分だけ利益が出る
以上の2つのメリットが考えられます。
では1つずつ確認していきましょう。
・・シンプルな方法なので誰でも利用できる
カジノの攻略法には幾つかの方法があります。
その攻略法の中には数列を使うものもあり、メモを取りながらでないとベット額を決定しにくいものもあるのです。
こうしたメモを取りながらベット額を決定することは、ランドカジノでは禁止事項に該当するため利用できません。
ある意味でオンラインカジノならではのベット方法だと言えるでしょう。
ですがマーチンゲール法であれば、負けている間はベット額を倍プッシュしていくだけですので、誰でも簡単に利用できるのです。
方法がシンプルなだけに間違ってしまうこともありません。
・・1回勝てば初回のベット分だけ利益が出る
前段でもお伝えしましたが、マーチンゲール法は1回勝てば負け分をチャラにできるのも大きな魅力でしょう。
1回勝てば初回ベット分は利益が出せるので、理論的に負けることはありません。
仮にルーレットの赤か黒かに賭けたとすると、どちらかに固定して賭けた場合はいつかは勝てることがあるからです。
ちなみにルーレットの例でいうと、モナコのカジノで26回連続で黒が出たというケースがあります。
この場合にマーチンゲール法を使って赤に賭けていると、1ドルからスタートしたとしても相当な額を必要とするでしょう。
ですがこの記録は100年ほど前のものですので、逆に言えばめったに出ることがない偏りだと言えるのです。
一般的にはここまで目が偏ることはありませんので、こうしたケースでは単純についていなかったと諦めるしかないでしょう。
・マーチンゲール法のデメリットは?
マーチンゲール法のメリットは確認しましたので、次に弱点とも言えるデメリット部分にも触れておきましょう。
★多額の資金が必要になる場合がある
★失敗した場合は損失が大きくなる
この2点について見ていきます。
・・多額の資金が必要になる場合がある
マーチンゲール法最大のデメリットは、資金が豊富でないと利用しにくい点です。
数度の負けが続いてから取り返すことができれば良いのですが、負けがこんでしまうとベット額を倍プッシュしていくため資金が必要になります。
例えば1ドルでベットをスタートしたとしましょう。
この時に10回連続で負けたとすると、合計で損失額が1023ドルになります。
2022年の2月時点でのレートで考えると、約11万円強の金額です。
1ドルのスタートでこの額ですので、仮に10ドルスタートだとすると約110万円もの資金が必要となります。
ただ確率的に考えると、50%のゲームを10回負け続けるのは1024分の1です。
つまり1000回に1回程度起こるケースだとも言えますので、そこまで結果が偏ることは少ないでしょう。
ですがある程度は資金が必要となってしまいますので、資金に余裕がない時は使えない方法だと言えます。
・・失敗した場合は損失が大きくなる
既にお伝えしたように、マーチンゲール法を使うには多額の資金が必要です。
なぜ資金が必要なのかと言うと、仮に途中で資金切れになったとするとこれまでの損失が取り戻せなくなるからです。
仮に1ドルスタートで10回連続負けたとすると、1023ドルの資金が必要となります。
10回目のベット額は512ドルになっていますので、11回目にチャレンジするのなら1024ドルが必要です。
この辺りから一気に必要となる資金の額が増えてきます。
そのため資金不足になると、途中で取り戻せなくなるのです。
資金不足の点を考えると、マーチンゲール法を使う場合は上限を決めておくのも必要なことでしょう。
例えば自分の資金が500ドルという場合は、損失の浅い回数で切り上げてしまうべきです。
例えば5回連続で負けた場合の合計損失は31ドルです。
この辺りで一度切り上げておけば、また別のゲームをプレイすることもできるでしょう。
・マーチンゲール法を使う上での注意点とは?
最後にマーチンゲール法を使う上での注意点についても確認します。
★勝率が50%のゲームで利用する
★独立事象であること
★マックスベットを確認する
以上の3点について解説していきましょう。
・・勝率が50%のゲームで利用する
マーチンゲール法は基本的に倍率が2倍のゲームで使う攻略法です。
カジノゲームにおいて、厳密に勝率が50%になるものはほぼありません。
なぜならハウスエッジと呼ばれる手数料が引かれるからです。
そのためルーレットなら、00がないヨーロピアンタイプが良いでしょう。
またバカラの場合はプレイヤーにベットするか、ノーコミッションバカラを利用するといいでしょう。
他にもシックボーの大小などがあります。
・・独立事象であること
確率が50%のゲームを選ぶことと同じく、重要なのが独立事象であることです。
独立事象というのは前回の結果が、次の結果に影響しないという意味になります。
例えばブラックジャックなど使われるカードの枚数が決まっているゲームだと、残りのカード状況によってどの手がくるのか確率が変わってくるからです。
逆にルーレットのようなゲームだと、前回のゲームで黒が出たとしても次のゲームで影響を及ぼしません。
そのためできるだけ50%に近い勝率のゲームを選ぶといいでしょう。
・・テーブルリミットを確認する
マーチンゲール法を使う上で、最も重視したいのがテーブルリミットになります。
簡単にお伝えすると、ベット額の最高額のことです。
ランドカジノでもオンラインカジノでも、テーブルごとに最低ベット額と最大ベット額の2つが設定されています。
マーチンゲール法は負け続けるとベット額が大きくなっていくものなので、テーブルリミットを超えてしまうと賭けることができません。
資金はまだ尽きないとしても、テーブルリミット以上の額は賭けられないので自動的に損失が決定します。
そのためテーブルリミットは必ず確認してください。
マーチンゲール法について調べてみました。
古典的なカジノゲームの攻略法の1つがマーチンゲール法です。
その賭け方はシンプルで負け続けている間は、前回ベット額の倍額を賭け続けるというものになります。
勝てば初回ベット額の分だけ利益を出せるのですが、負けている間はずっとベット額が大きくなり続けるので注意が必要でしょう。
原則としてマーチンゲール法が適用されるのは、ルーレットの赤黒やシックボーの大小など2倍配当のゲームになります。
またできるだけ確率を下げさせないために独立事象のゲームを選びましょう。
負けている間はベット額がどんどん増えていく攻略法なので、テーブルリミットにだけは注意してください。